PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第86回クルーズレポート

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Life Onboard

Nikkeiってなに?-現代を生きる日系人-

小木曽モニカさん(パンアメリカン日系人協会理事、通訳・翻訳家)、義井豊さん(写真家)/ブロードウェイラウンジ

2015年01月19日

ペルー在住の写真家・吉井豊さんと、ブエノスアイレス出身の日系二世で「パンアメリカン日系人協会」の理事をつとめる小木曽モニカさんによる対談企画がこちら。テーマは「日系」です。日本を離れ、30年以上にわたってペルーに暮らす義井さんと、アルゼンチンに生まれ育った日系人として活動する小木曽さん――日本にルーツを持ち、日本とは異なる文化に生きる二人の言葉に、大きな注目が集まりました。

まずマイクを持ったのはモニカさん。日系二世としてアルゼンチンで生まれ育った自身を振り返り「祖国と母国、2つの文化と習慣に誇りを持っている。しかしその反面、日本から移住し苦労して生活を築き上げた人々の歴史や思いを背負っているというプレッシャーも感じている」と、その心中を語ります。
ここでモニカさんが紹介したのは「パンアメリカン日系人協会」と、米国ロサンゼルスの「全米日系人博物館」の共同プロジェクト「ディスカバー・ニッケイ」。世界各地に暮らす日系人に呼びかけ、ひとりひとりが考える「日系」を表現するフォト・アクティビティです。「日本人の祖先を持ち、米国人として生きる私のアイデンティティ」「2つの文化を持つという『付加価値』があること」「日系とは、日本と繋がりのある全ての人を表す言葉」「日本文化を実践する人」――世界の日系人らが考える様々な「日系」が語られます。

続いて義井さん。日本に生まれ育ち、南米各地を「放浪」。アンデス文明に魅せられ、以来30年以上にわたってペルーに暮らしています。異なる文化圏で生活を始めた当初は、文化や価値観の違いに戸惑ったことも多かったはず。しかし、違いがあるのは当然のこと。日本とペルー、2つの文化や価値観を知ることで「改めて日本を見直したり、日本人としての価値観を意識することもある」と語ります。

「あなたは何人(なにじん)ですか?」という問いにモニカさん。「アルゼンチンで生まれ育ち、私の中の習慣の70~80%はアルゼンチンのものです。小さな頃から日本式の生活にも親しんできましたが、そこにはアルゼンチンで通用するものもあれば、受け入れられないものもあります。何人か??――私は『日系アルゼンチン人』です」
日本で生まれ育ち、日本に暮らしていると、自らの国や文化をはじめアイデンティティを意識することはあまりありません。それだけに、日本にルーツを持ちながら、異なる文化を抱くお二人の言葉に新鮮な思いを抱いた方も多かったよう。義井さんとモニカさん、二人の視点から改めて日本を考える――そんな講座となりました。

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