PEACE BOAT 地球一周の船旅

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旅行企画実施 株式会社ジャパングレイス 観光庁長官登録旅行業第617号 一般社団法人日本旅行業協会正会員

第86回クルーズレポート

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Life Onboard

バルパライソ(チリ)寄港

2015年01月22日

地球一周の船旅は、チリ・バルパライソ港へ。予定では明日の朝着岸の予定でしたが、今回はちょっと早めに入港。素晴らしい夜景が迎えてくれました。

一夜明け、街へ。山の斜面にカラフルな家々が建ち並ぶ、特徴的な街並みが広がります。ここは、この素晴らしい景観と歴史的価値から2003年ユネスコ世界遺産にも登録されました。

街中へ。入り組んだ小道にカラフルな家々が続く、可愛らしい街並みが続きます。こんな風に、楽しいペイントが施された家もたくさん。手前の絵なんて、ちょっと立体的で、トリックアートみたい。バルパライソの街、オモシロイ!!

市場も、街並みに負けないカラフルさ!色鮮やかで瑞々しくて……美味しそうっ!! 手前の黄色い大きな切り株のようなモノ――なんと、カボチャ!!!! デカいっ!! (これ、どうやって食べるんでしょう??)

バルパライソから車で1時間半ほど。首都サンティアゴにやってきました。こちらは旧市街の中心に位置するモネダ宮殿。首都機能の中心はサンティアゴ新市街に移りつつあるそうですが、壮麗な建物が続く旧市街はやはり見応えがあります。このモネダ宮殿は「チリ9.11」とも呼ばれる、軍事クーデターの「舞台」となった場所。1973年、アウグスト・ピノチェトはこの宮殿を制圧しクーデターの成立を宣言。以来17年にわたって軍政が敷かれました。ピノチェトらは民主化を求める人々を徹底的に弾圧し、投獄・拷問・虐殺が横行。数千人~数十万人にも及ぶ人々が今なお「行方不明」になっており、真相究明が求められています。

旧市街。チリの歴史を体現するコロニアル様式の建物が並びます。ショッピングや街歩きはもちろんのこと、街歩きだけでも楽しい!!

サンチャゴの皆さん、とーっても気さくな方が多い印象。街中でもお店でも、目が合うとニッコリ笑顔で「Bienvenidos! a Chile!」(チリへようこそ!)。旅先でこんな風に声をかけてもらえるのは、本当に嬉しいこと。

アルマス広場。ちょっっぴり風変わりなモニュメントが目を引きます。これは、この土地に古くから暮らす少数民族、マプーチェ族を表したもの。インカ帝国やスペインの「侵略」に遭ったこの土地では、多くのマプーチェ族が弾圧され命を奪われました。モニュメントにはこうした歴史が刻まれています。
チリがスペインから独立したのは19世紀前半のこと。しかし、マプーチェ族の土地や権利の回復運動は、独立から200年が経とうとする今なお続いています。

アルマス広場の周辺には、サンティアゴ・メトロポリタン大聖堂、中央郵便局、市庁舎、国立歴史博物館、裁判所と、重要施設が並びます。

サンティアゴ・メトロポリタン大聖堂の中へ。美しく、精緻で荘厳な装飾は息を呑む美しさ。たくさんの聖具や宗教がも展示されています。聖堂が造られたのは1800年。震災などで何度も損傷を受けながらも、その度に人々の手によって再建されました。現在の建物は19世紀末に再建されたもの。1970~80年代のピノチェト軍政下、ここではミサをカモフラージュに民主化を求める人々の集会が行われていたそう。聖堂は、常にチリの人々と共にあり、その思いに寄り添う存在――その歴史が刻まれています。

お土産物屋さんや飲食店が所狭しと並ぶ中央市場。ここも見ているだけでワクワクします。

イバラガニ!! ゆでたてのカニは、とっても美味しそう!! ちなみにスペイン語では「Centolla(セントーヤ)」と言うそう。(これだけ覚えておけば、サンチャゴで美味しいカニに出会えますよ!) 他にも、ウニや貝類といった新鮮なシーフード、瑞々しい野菜や果物――美味しいモノがたくさん!!

ランチのお供に、ペルー名産の「ピスコ」で乾杯! 「ピスコ」は、ブドウ果汁による蒸留酒。アルコール度数約42度となかなかの“強者”なので、サワーで割ってカクテルにしていただくのがオススメ。サワー割りにすると、スッキリ爽やかで美味しい!!

旧市街の東、サンタ・ルシアの丘へ。ここには、スペインの探検家でこの地を「征服」したペドロ・デ・バルディビアが「要塞」とした場所。現在は深い緑が生い茂る“サンティアゴのオアシス”とも言えるものとなっています。

民芸品市場。地元のアーティストらの作品や、お土産が並びます。お店をのぞいて、あれこれ目移りしているだけで楽しくて、気がつけば随分長居してしまいました。

チリは世界有数のワインの産地。夏は暑く乾燥し、冬は寒くて雨が多い――こうした気候と、谷の多い特徴的な地形が、良質なブドウを育ててくれます。

バルパライソの港に戻ると、チリの日系コミュニティとの交流会「バルパライソ・日本夏祭り」が始まりました!! ピースボートからは、よさこいソーラン節や南京玉すだれ、そして船内で練習を重ねたサルサ・ダンスを披露します。チリの皆さんからは、なんと、和太鼓の演奏です!! 写真手前は、このイベントのコーディネーターとして尽力いただいた打村明さん。ピースボートの水先案内人でもあり、何度もクルーズにご乗船いただいています。日本人のお父様とチリ人のお母様を持つコスタリカ生まれ。その後、パラグアイ、ボリビア、エクアドル、エルサルバドル、スリナム共和国、チリ、日本に暮らしたという異色の(!?)経歴の持ち主。現在は「日系ユースネットワーク事務局長」をつとめ、世界の“日系”を繋ぐ活動に携わっています。

チリの伝統的ダンス、クエッカ(Cueca)。ハンカチを振りながら逃げる素振りをみせる女性を、男性が追いかける、というコミカルな動きが特徴です。最初は離れていた男女が、曲を重ねるごとにその距離を縮めていく、というストーリー仕立てになっているとか。何とも情熱的!! 普段は民族衣装に白いハンカチを合わせることが多いそうですが、今日は特別にモダンな装い。こんな雰囲気も、オシャレで素敵です!

日系の皆さんとの交流会、ということで習字や折り紙、着物の着付けといった文化交流ブースも大盛況。こんな風に一緒に手を動かすのは本当に楽しいもの。言葉がわからなくても、ぐっと距離が縮まります。
チリの歴史を体現する美しい街並み、豊かな土地が育んだ美味しいお酒とお料理、そして人々の温かな笑顔――地球一周を彩る、思い出深い1日となりました。

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