PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第90回クルーズレポート

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Life Onboard

近代のラパヌイ

ロサ・パオア・トゥキさん(ダンサー、教師)/ブロードウェイラウンジ

2016年02月25日

ラパヌイ(※イースター島。現地の言葉でこう呼ばれる)出身の水先案内人で、プロダンサーのロサ・パオア・トゥキさんによる講座は、前回同様、今回もラパヌイ伝統ダンスから始まります。そして、このダンスが表現するものの解説を入り口に、ラパヌイの近代史へと進みました。ラパヌイへ、チリからキリスト教が伝来したのは19世紀中盤~後半のこと。ここから、スペイン語の伝来、チリによる占領、ラパヌイ語の禁止、チリ軍による制圧や強制移住、伝染病の伝来……と、ラパヌイの人々にとっては困難な時代が続きました。

その後、ラパヌイの人々の抵抗と団結によって、市民権を獲得。ラパヌイ文化が「再発見」され、多くの文化人らもここを訪れその価値を知るものとなります。写真、パブロ・ネルーダもこの島を訪れた一人。ラパヌイ文化に触れ、それを世界へと伝えました。
「現在のラパヌイの立ち位置は、チリとラパヌイが半分・半分…といったところ」とロサさんは語ります。ロサさんら若者らを中心にラパヌイ文化の回復や研究、継承の活動が進められていますが、一度失われた文化の回復は大変困難なもの。事実、ラパヌイ独自の言葉や文字の読み手はおらず、「未解読言語」の一つとなっています。また文化継承と同様に、近代化や環境問題、ゴミ問題への対処といった、社会問題にも取り組まなければなりません。こうした課題は、ラパヌイのみならず世界中で見られるもの。ロサさんの言葉に、改めて歴史・文化を学び継承する意義や、未来への課題を考えたという参加者も多かったよう。ラパヌイから多くを考える、大切な時間となりました。

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